空気中に含まれる、ホコリやダニなどの1mm以下の小さなゴミを、ハウスダストと呼びます。
室内にハウスダストが舞い、吸い込むことでさまざまな症状が出る可能性があるため注意が必要です。
今回は、ハウスダストを吸い込むと人体にどのような影響が出るのかを解説します。
▼ハウスダストが人体に与える影響
■アレルギー性鼻炎
ホコリっぽい部屋にいると、くしゃみや鼻水などの症状が出ることがあります。
これはハウスダストを吸い込み、アレルギー性鼻炎の症状が出ている可能性があるため注意が必要です。
ハウスダストが鼻の粘膜に触れ、アレルギー反応を引き起こすことで、アレルギー性鼻炎を発症します。
■アレルギー性結膜炎
ハウスダストは、アレルギー性結膜炎の原因になるとも言われています。
アレルギー性結膜炎は、目の結膜に炎症が起こり、さまざまな症状が出る疾患です。
目の充血や強いかゆみが出ることが多いですが、結膜がむくんでしまう場合もあります。
■気管支喘息
激しいせき込みや息苦しさを感じるといった症状が出たら、気管支喘息の可能性があります。
ハウスダストが原因で発症することも多い疾患で、成人の場合は慢性的になりやすいです。
▼まとめ
ハウスダストが人体に与える影響としては、アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・気管支喘息などがあります。
さまざまな疾患の原因になるため、室内はきれいに保ち、ハウスダストが舞わないようにすることが大切です。
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